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paris texas ではなくてparis kimchi !そして、あの男たちと浴槽!!ええ!?何の関係?!

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parisにいた頃の話。
ある日、大学の大先輩から電話があった。
彼は当時paris在住の延世大学のフランス文学科全メンバーのボスだった。

30年近く前の時代ですから・・・
私以外はすべて男子でしかも、全員sorbonne大学院でフランス文学の研究。
一年で一回だけの同窓会とメンバーの出入りの時の食事会にも、
まともに参加した事がないし、
私は一人だけ芸術系の学生でかなり個性にあふれた格好。
しかも会うたびに訳が分からないフランス人のボーイフレンドと一緒。
彼らにはどうしてもわかりたくない、理解し難い存在が私だったし、
私にも彼らはフランス文学の論文を書きながらまともにフランス語もしゃべられない、
まるで机の上にくっついている勉強虫みたいな存在だった。

さて、大先輩の部屋に呼ばれて早速見せてもらったのは赤い浴槽!
真っ白い浴槽の下から2/3が綺麗な赤色に染められていた。
どうしてもキムチが食べたくて、
イヤ、キムチなしでは生きていけないから、
小さな台所では大量の白菜をキムチの素に混ぜる事ができないから、
ちょうどいい大きさの浴槽が大量のにんにくと唐辛子の受け皿になっていた!

MAMMA MIA!!

その先輩は、論文が無事にパス、帰国が近づいて部屋の大家さんとのやりとりの中で、
このおかしくなった浴槽の問題で信じられない請求をもらい、
その地主さんとフランス語でけんかが可能な人は、
”おまえしかない!”のとんでもない話。

彼の後ろには4〜5人くらいの先輩・後輩たちが立っていた。
だって、その浴槽の傷跡は彼ら全員分のキムチのため!
キムチなしでは生きていけない韓国人は何しろ大量にキムチを作る!

Hallelujah! !

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数日後、大先輩と2人で大家さんの自宅訪問。
まず、ロマンチックなムードに弱いフランス人おじいさんの心を攻撃!
大先輩と恋に落ちた若い娘(←私)は妊娠してしまった事。
具合の悪い私が、唯一食べられるモノはキムチしかなっかた事。
その浴槽を交換するためには建物の設備が古いため配水管のやり直しが必須の事。
その場合は膨大な費用が発生する事。←一応建築の勉強をしていたのでそのくらいは・・・
彼の後は、そのまま同じ大学の後輩に部屋を貸してあげたら赤い浴槽は彼らの宝になる事。
大家さんの部屋は永遠に彼らのネットワークの中で賃貸が成立すれば楽な事。

意外とこの話は う・け・た!

ただ、約一ヶ月後のある日の夜中、突然電話あり。
酔っ払いの男何人かが順番に訳が分からない事をしゃべり・・・??
最後に主人公の大先輩が電話の向こうから
”おまえ、愛しているよ”って・・・!!!言った。

一瞬、鳥肌になった私は悪夢だったと言いたい気持ちでいっぱいだった。
大先輩には申し訳ない記憶ですけど・・・

ちなみに、あの時のほとんどの先輩たちは、
今、母校 延世大学のフランス文学科の超一流教授たちだ。
また今度会いに行こうかしら。

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                 イメージ写真(笑)




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by hyewonjijoon | 2012-01-16 06:29 | paris

明日の天気は明日になったらわかる! と言い切っちゃう天気予報って!!!

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テレビを観てもなかなか集中ができない私が、
唯一興味を持っているのが世界のnews番組。
特にちょっと世界中に話題になりそうな事件が起きた時は、
結構興奮状態で様々な国のnewsを観る習慣がある。

ここまで言うと、
まるですごく社会性が高い人間みたいな印象が走るかもしれない。
実は逆と言うか、自分に興味深いところしか神経が動かない、
どちらか言うと偏食系人間。

例えば、国によって女子アナウンサーの化粧やフャッションの切れが違う。
同じ事件なのに放送時間や順番が違う。
コメントする町の人々の様子が違う。
自分が聞き取れる言語って限られているし、
むしろ聞こえても気にしない。
ただその断片的な絵像の裏の空気を観察するのが面白い!
たまには、
大したな事でもないのにいつもの興奮状態のイタリアのアナウンサーのマネ。
必要以上に化粧が濃くフャションのコーディネーションが悪いアメリカのアナウンサーのマネ。
将軍様しか知らなさそうな、いつも怒って見える北朝鮮のおばあ様アナウンサーのマネ
・・・・・・等々、人マネをしながら、
結構一人で盛り上がる!!! 私って変な人?

実はこの習慣は、初めて外国生活を経験したparisで覚えた事。
言葉や生活習慣・・・が慣れてないし、知り合いもほとんどない外国で、
ある程度馴染むまで、テレビは欠かせない存在。
だけど、最初の段階ではなかなか聞き取りが難しくて、
とくにnews番組の内容をありのまま理解するためには時間がかかる。

でも、news番組手前の天気予報は割と言ってる事がわかりやすい。
ある日、いつもの天気おじちゃん、いつもの天気予報をお知らせした後、
軽くイライラしながら、
最近自分の天気予報がなかなか当たらないからと、文句を言う人が多過ぎると。
フランスは昔から雨が多い国。
天気がそんなに気になるなら、毎日折りたたみ傘を持って歩けばいい。
天気がコロコロ変わるのは自分のせいじゃない!と
言い切っちゃう!!!・・・まさか天気予報員が・・・笑いながら!

次の日は絶対に違う人が出てくると思ったけど、
普通に、変わりないままの流れ。
その瞬間思った。

おもろい!この国の人たち!!







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by hyewonjijoon | 2011-12-07 08:11 | paris

逆って面白い!

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parisの美術、建築関連学校でのdessin(デッサン)授業の基本は、croquis(クロッキー)!
日本では、例えば鉛筆や木炭で彫刻模型に近づけて絵を画く練習をするが、
parisでは実物の人間を自由自在な角度で表現する練習がほとんど。

モデルさんは年齢も性別もバラバラでたまには70歳を超えた老人も、骨格が見分けられないくらい
全身に脂肪が乗っかった人も、痩せすぎて筋肉自体が見えない人もいる。
一人ではなく男女カップルとか多数の人々がゆっくり動きをするか、音楽に合わせて
ダンスをする中で人体のシルエットを表現して行く場合もある。

医学書みたいな人体の細かい骨格や筋肉を説明する本を読みながら、生きて動いている人間の
そのままを外観だけではなく内面まで表現する事で非常に奥が深い!
アートを目指す学生はもちろん趣味として一生をかけてアトリエに通う人々も結構いる。

そんな環境なら、誰でもすぐに笑うこの一枚の写真は、
全く知らない人にはただのへんな感じの写真になってしまうだろう。

いつもは裸になって学生たちの前でポーズをするモデルさんが服を着たままで、
逆に学生たち裸になってクロッキーをしている。

逆って面白い!
その、はーそーな発想が面白い!


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by hyewonjijoon | 2011-12-04 23:15 | paris

空はうんちだった!?

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paris の atelier Rodererの時の話。
とにかく毎週宿題が出された。
まだまだフランス語もきちんと聞き取りできない状態の私には、
結構なプレシャーの日々だった。
もともと負けず嫌いの性格だった私は、
睡眠時間を削りながら頑張った!

そんなある日の宿題の課題は″空"sky。
ひさしぶりに分かりやすい課題で(結構概念的とか抽象的なモノが多かった)
色んな形の空を想像して、
青空から雷が落ちてくる真っ暗の空をキャンパスの上に表現してみる!
二日連続の徹夜で作った気合を入れた作品を、ちょびっと自信をもって完成!

プレゼンの日。
いつも通り、一人ずつ手前に出て自分の作品の背景を説明、
みんなからの質問に答える形式だった。
ところが、不思議にどこからか、はっきりわからないにおいが部屋中に!
そのうちに普段目立たなかった小柄の男の子が出た瞬間.........
"ooh la la"

先ほどからみんなの抹消神経をさわってきたへんなにおいが........あ き ら か になる!!
彼のキャンパスはアクリルで塗ってある背景の上に

うんちが、

犬のうんちが、猫のうんちが、さらに、はっきりわからないうんちが、
接着剤で貼り付けてあった!!!

説明として彼が言うには、
ある日無気力になって裏山の野原に寝転んで一日を過ごしながら、
一瞬自殺までを考えていた、その時、おでこに冷たい異物感を!!

それは、空を飛んでいた鳥のうんちだった!!!

はじめは冷たい一発の攻撃だったけど、
なぜがすぐ、うんちの中にこもっていた鳥の体温が、
彼の冷めた体になじんでくる・・・・

その温かくてやさしい手触りが、
先が見えない穴の中に落ちていた自分自身をこの世に戻した。

だから、自分にとって空は鳥のうんちであり、鳥のうんちがすぐ手に入らなかったため、
代わりに家の周りにあった動物のうんちを適当に使ったと、彼。

その日のfelicitation(最高点)だった。

問題はその後。

私はその日、自分の部屋に戻る事も寝る事もできずSeine川の横をずっと歩いた。

徹夜をしながらも、考えついたのが空の形が精一杯だったのが悔しくて.....
フランス人たちの際限のない自由な発想の世界がうらやましくて.....
詰め込み教育で固まった自分の頭が嫌いになって......

ふと気がついたら、parisから結構離れていて、
Seine川が、とっても長い事と、
すごっくお腹がすいた事が分かった。
結局、徹夜しながら歩き続けていたのだ。

そこでなぜだか、突然決心!

昼からステーキ300g!、
頭はグリグリのスキンヘッド!!

なんだかすっきりして電車を乗ってparisに戻った記憶がある。
(paris その2)

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by hyewonjijoon | 2011-11-01 23:31 | paris

人生の別れ道は偶然? それとも・・・

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私は朝鮮戦争(1950-1953)後のベビーブーマー時代にソウルで生まれた。
高度経済成長とともに様々な社会情勢に振り回された気がする。
北朝鮮に対する警戒心はものすごいものがあったし、
南北分断状態から来るハプニングも多かった。

学校は午前クラス、午後クラスに分かれるほど人数が多く、
厳しい受験戦争と戦った。やっと名門大学に入ったら
今度は大統領暗殺事件(1979)と学生運動による先が見えない休校・・・

暇つぶしで毎日フランス文化園で繰り返しフランス映画を見てるうちに
何となくその空気に吸い込まれている自分を発見!

Exodus(エクソダス)!!!

二十歳の娘にはあまりにも重過ぎて、うるさ過ぎる空気からの脱出!!

親には、3日間のハンストの後、
sorbonne大学でフランス文学の勉強を続ける条件でパス!!
地球の反対に飛び込んだ喜びと、何とも言えない開放感を生まれて初めて味わう。
自由の空気の軽さに飛ばされてparisのあちこちを歩き回る!

ある日突然、目の前に赤いレンガに囲まれた四角の建築物が現れた。
place des vosges!!
一瞬時間の流れが止まった感じでベンチに座ってまま溶け込む!
同じ行動を続けた3日目。

大きい画板を持っている若者たちが、
ある建物の中に入るのが気になって後をつけてみた。

atelier Roderer
薄暗い部屋の中に30~40人ぐらいの若者がイーゼルを前にしている!
部屋の真ん中には完全に裸になった男女(ダンサーみたいな)がゆっくり動いている !
もっと近づいてみたら、鉛筆、筆、木炭、パステル、アクリル・・・ 数え切れない自由な材料で
自由な表現をしている!!

parisに着いて2週間後、
私は毎朝大きい画板を持ってあの建物の中で入り込むようになる!!

親にはちょっと申し訳ない気持ちだったけど、
どうしても、
そうするしか、

私には答えが見つけられなかった。
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(paris その2)


ーーー続きーーー


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by hyewonjijoon | 2011-10-16 00:05 | paris